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ジョン・ミルンによる1880(明治13)年の日本地震学会の創設から今年で130年が経つ。この間、日本の地震防災研究は震災対策を結び目に、社会との結合の力によって国を動かし研究体制をつくってきた。そのことを象徴するかのように歴史上「震災予防」と冠する組織が3つ連続して今日まで続いて来た。震災予防調査会、震災予防評議会、そして震災予防協会である。これらの組織が果たして来た役割を振り返るとともに、本当に国民を震災から守る研究とは何か?またその体制は?エピソードを交えながら地震防災研究と社会との関係を考えてみたい。その上で、最近の地震災害の事例を通して地震防災の課題と、それを解決するための研究の展望を語る。本講演会を聴講された方々が日本における地震の研究者を頼りに思われるかどうか?まさに地震防災研究の真価が問われるところであろう。
なお、震災予防協会主催の本講演会は今回をもって終了とさせていただくことになりました。長年講演会を聴講していただいた皆様方に心より感謝申し上げます。
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